2025・12・31 年越し礼拝メッセージ 〜花嫁の真実〜
「さあ、行ってエルサレムの人々に宣言せよ。『主はこう言われる。わたしは、あなたの若いころの真実の愛、婚約時代の愛、種も蒔かれていなかった地、荒野でのわたしへの従順を覚えている。 エレミヤ書 2章2節
若いころの真実の愛、婚約時代の愛
婚約時代の愛とは、ヘブライ語でカルロウスכְּלוּלוֹתと言い、語根は、カラハכַּלָּה「若い妻 花嫁」のことですが、これはカラルכָּלַל「完成する、完成させる」がルーツワードです。
カラルכָּלַל「完成」は
おまえの領土は海の真ん中にあり、おまえを築いた者は、おまえを最高に美しく仕上げた。 エゼキエル書 27章4節
アルワデとヘレクの人々はおまえの周りの城壁の上に、またガマデ人はおまえのやぐらの中にいて、周りの城壁に丸い小盾を掛け、おまえを最高に美しく仕上げた。 エゼキエル書 27章11節
この二か所でしか用いられていません。 何と、ルシファーに使われています。 ルシファーは、最高に美しく仕上げた、と預言されています。サタンは、この世を、最高に美しく仕上げるのです。サタンがこの世を完成させようと最大の力を発揮する時が終わりの時です。その時、本物の花嫁が出て来ないとならないのです。
カラハכַּלָּה「若い妻」の初穂は
テラは、その息子アブラムと、ハランの子である孫のロトと、息子アブラムの妻である嫁のサライを伴い、カナンの地に行くために、一緒にカルデア人のウルを出発した。しかし、ハランまで来ると、彼らはそこに住んだ。 創世記 11章31節
息子アブラムの妻である嫁のサライ 「嫁」と役されているのが、カラハכַּלָּה「若い妻」のです。「義理の娘」とも訳されています。
ユダは嫁のタマルに、「わが子シェラが成人するまで、あなたの父の家でやもめのまま暮らしなさい」と言った。シェラもまた、兄たちのように死ぬといけないと思ったからである。タマルは父の家に行き、そこで暮らした。 創世記 38章11節
あなたの嫁の裸をあらわにしてはならない。その人はあなたの息子の妻である。彼女の裸をあらわにしてはならない。 レビ記 18章15節
カラハכַּלָּה「若い妻」は、息子の妻のことなのです。つまり、花嫁とは、神の息子である「イエスの若い妻」のことなのです。
このカラハכַּלָּהが、一番たくさん使われているのが、ルツ記7か所、雅歌6か所、エレミヤ書5か所です。
ナオミの嫁のルツ
花嫁よ。私と一緒にレバノンから、私と一緒にレバノンから来ておくれ。アマナの頂から、セニルの頂、ヘルモンの頂から、獅子の洞穴、豹の山から下りて来ておくれ。 あなたは私の心を奪った。私の妹、花嫁よ。あなたは私の心を奪った。ただ一度のまなざしと、首飾りのただ一つの宝石で。 私の妹、花嫁よ。あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、あなたの香油の香りは、すべての香料にまさっている。 花嫁よ。あなたの唇は蜂蜜を滴らせ、舌の裏には蜜と乳がある。衣の香りは、レバノンの香りのようだ。 私の妹、花嫁は、閉じられた庭、閉じられた源、封じられた泉。 雅歌 4章8~12節
この花嫁は、神の息子である「イエスの若い妻、花嫁」のことです。
主が願われているのは、あなたの若いころの真実の愛、婚約時代の愛、新婚の花嫁の愛、初めの愛なのです。
わが妹、花嫁よ、私は私の庭に入った。私の没薬を、私の香料とともに集め、私の蜂の巣を、私の蜂蜜とともに食べ、私のぶどう酒を、私の乳とともに飲んだ。食べよ。友たちよ、飲め。愛に酔え。 雅歌 5章1節
イザヤ書では
目を上げて、あたりを見回せ。彼らはみな集まって、あなたのところに来る。わたしは生きている──主のことば──。あなたは必ず、彼らをみな飾り物として身に着け、花嫁のように彼らを帯に結ぶ。 イザヤ書 49章18節
私は主にあって大いに楽しみ、私のたましいも私の神にあって喜ぶ。主が私に救いの衣を着せ、正義の外套をまとわせ、花婿のように栄冠をかぶらせ、花嫁のように宝玉で飾ってくださるからだ。 イザヤ書 61章10節
若い男が若い女の夫となるように、あなたの息子たちはあなたの夫となる。花婿が花嫁を喜ぶように、あなたの神はあなたを喜ぶ。 イザヤ書 62章5節
この若い頃の、新婚の花嫁は、主によって花嫁として整えられて行きます。
エレミヤ書では
おとめが自分の飾り物を、花嫁が自分の飾り帯を忘れるだろうか。しかし、わたしの民はわたしを忘れた。その日数は数えきれない。 エレミヤ書 2章32節
わたしは、ユダの町々とエルサレムの通りから、楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声を絶えさせる。この地が廃墟となるからである。」 エレミヤ書 7章34節
まことに、イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。「見よ。わたしはこの場所から、楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声を絶えさせる。あなたがたの目の前で。あなたがたが生きているうちに。」 エレミヤ書 16章9節
わたしは彼らから楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声、ひき臼の音と、ともしびの光を消し去る。 エレミヤ書 25章10節
楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声、主の宮に感謝のいけにえを携えて来る人たちの声が、再び聞かれるようになる。彼らは言う。『万軍の主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで』と。わたしがこの地を回復させ、以前のようにするからだ──主は言われる。」 エレミヤ書 33章11節
花婿の声と花嫁の声が絶えますが、再び回復することが預言されています。花婿であるイエスの御声は聞こえなくなり、花嫁の声も聞こえなくなります。花婿であるイエスの御声を聞かないので、花嫁の霊性が落ちて行くのです。
ある者は隣人の妻と忌み嫌うべきことをし、またある者は淫らなことをして嫁を汚し、ある者はおまえの中で、自分の父の娘である自分の姉妹を辱めた。 エゼキエル書 22章11節
ホセア書では
彼らは山々の頂でいけにえを献げ、丘の上で犠牲を供える。樫の木、ポプラ、テレビンの木の下で。その木陰が心地よいからだ。それで、あなたがたの娘は淫行をし、あなたがたの嫁は姦通をする。 わたしは、あなたがたの娘が姦淫をしても、あなたがたの嫁が姦通をしても、罰しない。男たちは遊女とともに離れ去り、神殿娼婦とともにいけにえを献げている。悟ることのない民は滅びに落ちる。 ホセア書 4章13~14節
あなたがたの娘は淫行をし、あなたがたの嫁は姦通をする。עַל־כֵּן תִּזְנֶינָהבְּנוֹתֵיכֶם וְכַלּוֹתֵיכֶם תְּנָאַפְנָה 「あなたがたの娘は淫行をし」テズネナハ ベズテケムתִּזְנֶינָהבְּנוֹתֵיכֶם 「あなたがたの嫁は姦通をする」ベカルテケム ティナパナハוְכַלּוֹתֵיכֶם תְּנָאַפְנָה と書かれています。
「あなたがたの嫁が姦通をしても」若い頃の花嫁が貫通すると言う預言です。花嫁が初めの愛から離れ、この世のバビロンの力に犯されると言う預言です。 ナアフנָאַףとは、姦淫、偶像崇拝する、と言う意味です。
ヨエル書では
民を集め、会衆を聖別せよ。老人たちを呼び集め、幼子と乳飲み子たちを集めよ。花婿を寝室から、花嫁を自分の部屋から呼び出せ。 ヨエル書 2章16節
主が花婿なるイエスを呼ばれ、それに伴い、新婚の花嫁が自分の部屋から呼び出される預言がなされています。今はこのシーズンです。
イエスが来られた時、ミカの預言が成就しました。
子は父を侮り、娘はその母に、嫁はその姑に逆らい、それぞれ自分の家の者を敵とする。 しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。私の神は私の言うことを聞いてくださる。 ミカ書 7章6~7節
わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはいけません。わたしは、平和ではなく剣をもたらすために来ました。 わたしは、人をその父に、娘をその母に、嫁をその姑に逆らわせるために来たのです。 そのようにして家の者たちがその人の敵となるのです。 わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。 マタイの福音書 10章34~37節
イエスが来たのは、花嫁に「初めの愛」を取り戻させるためなのです
エペソの教会は、この花嫁の初めの愛「新婚の愛」から離れてしまったのです。これは、終わりの教会が、「花嫁の真実の愛」を失ってしまうことの預言なのです。
ルシファーであるサタンに、この「花嫁の真実の愛」から奪われてしますのです。そして、偽りのこの世の最高の美しさ、完成をさせようとするのです。しかし、その前に必ず、新しいエルサレムが天の軍勢として花婿に呼び出されるのです。
また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。 私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとから、天から降って来るのを見た。 ヨハネの黙示録 21章1~2節
今「真実のキリストの花嫁」が立ち上がる時なのです。花嫁たちの礼拝が、偽りのうつくしさ、知性、この世の全ての人間的礼拝、信仰、宗教統一の働きを打ち破るのです。
打ち破る者、イエスが花嫁の先頭にたち、その花嫁の軍勢を導かれるのです。
ヤコブよ。わたしは、あなたを必ずみな集め、イスラエルの残りの者を必ず呼び集める。わたしは彼らを、囲いの中の羊のように、牧場の中の群れのように、一つに集める。こうして、人々のざわめきが起こる。 打ち破る者は彼らの先頭に立って上って行く。彼らは門を打ち破って進み、そこを出て行く。彼らの王が彼らの前を、主が彼らの先頭を進む。 ミカ書 2章12~13節
メシヤの来臨と共に花嫁の軍勢が勢ぞろいし、敵の包囲網を打ち破るのです。
今、軍勢をなす娘よ、勢ぞろいせよ。包囲網が私たちに対して設けられた。彼らは、イスラエルをさばく者の頬を杖で打つ。 ミカ書 5章1節

